近年では子供をもつのは贅沢である、と言われるほど1人1人の子供にかかるお金が増えてきています。
晩婚化の影響もありますが、以前は普通だった3人兄弟は減って2人兄弟が主流、一人っ子の割合も増えてきています。
し子供が成長すればするほど、教育資金はじめ食費や被服代、交際費も増えていくのでどんどん家計を圧迫していきます。
今まで以上に子供を育てるのにどうしてお金がかかっていくのか検証していきましょう。
多様な習い事が増えてきてどんどんやらせたくなる
以前ならば体操やスイミング、ピアノやバレエなど習い事の種類が少なかったですが、時代の流れを受けてパソコンを使用したプログラミングや英会話、実験教室など選択肢の幅が広がりました。
オンラインでできて利便性が高かったり、子供が楽しそうに取り組んでくれる、将来性が見込めるなどどれも魅力的で習わせたくなるものばかりです。
しかし毎日のように習わせると、それだけ費用もかかってしまいます。
成長に伴う必然的な出費
子供が大きくなると洋服のサイズも変わり毎シーズンのように洋服を買い替えたり、成長期にはもりもりご飯を食べるので食費が跳ね上がったり、お友達との交流もふえお出かけ代やお小遣いなどの交際費も増えていきます。
ここは削減できない部分なので成長スピードがおさまるまで、食欲が落ち着くまでは仕方のない出費になります。
加熱する中学受験への課金
空前の中学受験ブームが起きていて、中学受験に落ちたら人生詰むくらいのヒートアップ感があります。
人気塾は本格稼働する3年に終わりに向けての席取りで1年生から塾に通わせるご家庭もあります。
学年が上がるとコマ数も増え、夏期講習や難関校対策など特別口座も開講され課金の連続で、勉強する子供も大変ですが、お金のやりくりをする大人も大変な状況になっています。
昔は手をかけずに育てていても後ろめたくなかった子育てですが、最近は手をかけていないと子供が不憫な思いをするような風潮さえ感じられます。
しかも成長すればするほど出費は増えていくのは必須です。
小さいうちからぎりぎりの家計簿をつけるのではなく、将来的な出費を考えて貯蓄する癖をつけたり収入の増やす行動を常に行うことが大切です。